業務効率化で「令和」での働き方改革推進を!
新しい元号が「令和」に決まりました。
平成はあと1ヶ月でおしまいです。
新しい元号のもと、4月からスタートした働き方改革法令への対応で、新しいスタートを切りたいとお思いの事業主の方は多いと思います。
休ませたくない!休みたくない!
働き方改革を推進したいけど、社員は重要な戦力で、ひと時たりとも手放すことはできない!という会社は多いと思います。
社員も、特に残業が減ると手取りが減ってしまって生活できない!という不満も少しずつ出てきています。
残業が減って給料が上がるのが理想
理想は、残業時間が減っても売り上げが減らない、だから給料も高くできる、という流れです。
でも、そんなこと絶対にムリ!と思ってませんか?
誰もがムリだと思っている今は、実はビジネスのチャンスです。
実は、きちんとしたマネジメントシステムを導入すれば、簡単にビジネスの効率化を図ることができます。
「ビジネスマネジメントシステム」で業務の効率化
ビジネスの効率化を進めるためには、ISO9001やISO14001の仕組みで会社の効率の良い会社の仕組みを構築する「ビジネスマネジメントシステム」の導入をお勧めしています。
でも、ISOのマネジメントシステムの仕組みを、認証取得にこだわらず会社の仕組みづくりに取り入れることはとても重要なことです。
ビジネスマネジメントシステム
ビジネスマネジメントシステムはどんなものなのでしょうか。
詳細はこちらをご覧いただくとして、具体的にどのように会社に導入していくのかをご紹介します。
ビジネスマネジメントシステムは、ISOマネジメントシステムの大枠を取りれた内容となっています。
- 方針(経営、品質等)の決定
- 目標の決定
- 計画の策定
- 責任と権限の明確化
- 経営者によるレビュー
- 必要な資源(人、もの、カネ)の提供
- 顧客との関係
- 物品やサービスの状況の確認と改善
この内容をきちんと構築できれば、生産性はかなり上がるはずです。
具体的な導入方法
具体的にどうやればマネジメントシステムの要件を社内に導入することができるのでしょうか。
- 方針(経営、品質等)の決定:会社基本方針文書を作成する
- 目標の決定:マネジメントシステムの運用規程を作成する
- 計画の策定:マネジメントシステムの運用規程を作成する
- 責任と権限の明確化:業務分掌や職務権限に関する規程を作成する
- 経営者によるレビュー:マネジメントシステムの運用規程を作成する。
- 必要な資源(人、もの、カネ)の提供:既存の就業規則、給与規程、財務規程、経理規程、取締役会規則を改定する。無い場合は新たに作成する。
- 顧客との関係:営業規程を改定する。
- 物品やサービスの状況の確認と改善:調達規程を作成または改定する。マネジメントシステムの運用規程を作成する。
- 研修:規程の内容を知らしめ、内容を実行するための意識を持つ。
ポイントは運用規程の作成
マネジメントシステムを運用するための規程を作成することが重要になります。
JIS Q 9001などの品質関係の認証を取得する際には「品質マニュアル」を作成するようコンサルタントや認証外部審査機関に指導されます。
「マニュアル」と言われるので、「手順」のような現場の運用に使う文章を連想しますが、実態は会社の仕組みを決定づける「規則」の作成になります。
新しい元号で新しいスタートを
新元号「令和」の意味である「一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる」会社をめざして、ビジネスマネジメントシステムを導入して、新しい時代で新しいスタートを切りましょう。